コンフィチュール製造工程
コンフィチュール製造にあたり国内に構えたアトリエは、みどり豊かな土地「軽井沢」。
軽井沢は、《パティスリー・サダハル・アオキ・パリ》のパティシエ、青木定治氏が幼少の頃から
馴れ親しんでいた土地で、パリに移住してからもよく足を運んでいた大好きな場所だそうです。
フランスのパリを拠点に活動している青木定治氏ですが、現在はこのアトリエで
コンフィチュール製造に注力。自ら農園に訪れ出会ってきたフルーツを使い、
新しいコンフィチュールのレシピを作り続けています。
昨年から多くのお店が休業や時間短縮を余儀なくされ、出荷する場が減少しつつある
国内生産のフルーツ。《パティスリー・サダハル・アオキ・パリ》によって
フルーツの美味しさが凝縮されたコンフィチュールになるのです。
コンフィチュールには1種類の氷砂糖をたっぷり加えます。
それによりフルーツが脱水されるため、しっかりとした甘さがありながらも
フルーツの美味しさが引き立った仕上がりに。
また、焚き上げる時間を短くすることで、
まるでソースのようになめらかなテクスチャーになります。この、フルーツ本来の
美味しさを生かした製法は《パティスリー・サダハル・アオキ・パリ》のこだわり。
また、フルーツの美味しさを活かしたコンフィチュールにするため、酸味も大切にしています。
生で食べて甘くて美味しいフルーツは、コンフィチュールにすると味がぼやけてしまいがち。
甘みだけでなく酸味や苦味も生かして炊き上げることで、フルーツの美味しさをまるごと楽しめる
味に仕上がります。オレンジなどフルーツを皮付きのまま使用しているのもこうした想いから。
また、フルーツのカットからパティシエの手作業で行い、あえて大小不揃いな実が残るようにするなど工夫を凝らしています。
こうして毎日600~700瓶ものコンフィチュールが軽井沢のアトリエで作られ、国内の直営店舗へ。
焚きあがったものは新鮮なうちにすぐに出荷されていきます。
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